「スケルトンリノベーション」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
スケルトンリノベーションとは、内装や設備などを解体し、骨組みだけの状態にしてから作り直す大掛かりなリノベーションのことを言います。
スケルトンリノベーション
スケルトンリノベーションとは、内装や設備などを解体し、骨組みだけの状態にしてから作り直す大掛かりなリノベーションのことを言います。
対象がマンションか戸建てかによってリノベーションの範囲が異なり、マンションの場合は、一室をコンクリートが見える状態まで全て解体し、内装を作り直すことを指します。戸建ての場合は、基礎や梁、柱など建物の基盤だけを残して、屋根や外壁も含めて家全体を解体・撤去することを指します。
スケルトンリノベーションのメリット・デメリット
スケルトンリノベーションは、部分的なリノベーションでは工事が難しい水回りの移動や、間取りの変更が可能です。新しい住宅のように内装や間取りの自由度が高い上に、新築の注文住宅と比較して費用を抑えることができます。また、設備を追加して断熱対策・耐震補強をすることも可能です。コストを抑えつつ、新築住宅のように新たな暮らしを設計できる点が、スケルトンリノベーションのメリットと言えます。
逆にデメリットとしては、部分的なリノベーションと比較すると費用がかかること。また、工事の規模が大きいため、完成までに数ヶ月時間を要する場合があることが挙げられます。マンションについては、建物の廊下や玄関などの共用部分は、リノベーションができません。玄関の内装を一新したのに玄関ドアを変更することができず、思い通りのイメージにならない可能性もある点には注意が必要です。