【第2弾】築60年の一戸建てまるごとリフォームをお見せします!
今回は、築60年の一戸建てまるごとリフォームをお見せしますということで、その第2弾です。
前回の記事では、解体工事からスタートしていき、木工事部分までを紹介していきました。
どの工事も重要な役割を果たす工事であり、リフォームならではの難しさがあります。
そんな今回のリフォーム工事は、家を生き返らせる工事となっています。
工事の流れを理解して、リフォーム検討の方はぜひ参考にしてください。
リフォーム工事の注意点
今回は築60年の家のリフォーム工事であるため、今回紹介する工事の中で注意しておくべきポイントについていくつか紹介していきます。
・外部仕上げ工事
外部仕上げ工事については、見た目には新築同様の仕上がりになり、築60年を感じさせない仕上がりとなっていきます。
しかし、内部の構造材や下地部分に既存の部分も多くあるため、特に防水処理は慎重に行う必要があります。
・内部仕上げ工事
内部仕上げのクロス工事の仕上がりの精度は、下地処理の状況に左右されます。
そのため、下地処理をしっかりと行う必要がありますが、リフォーム工事の特性上、下地処理だけで対応出来ない部分も発生します。
その際に、クロスの種類を凹凸を拾いにくい厚手の記事を選んだり、クロスでなく塗り壁などによる仕上げを検討することも必要です。
・住宅設備工事
住宅設備工事で選択される住宅設備機器は、多くの機能を搭載した機器も多く、種類によって必要な電気の容量や給水の数などが変わってきます。
例えばキッチンに食洗器やコンセント内臓のモデルなどでは、電線の数が通常より多く準備する必要が出てきます。
ユニットバスにも洗浄機能が搭載されたモデルでは、給水の本数を増やす必要がでてきます。
上記のリフォーム工事では、いろいろなことを想定して工事を行う必要があるため、確かな技術と経験が求められる工事であるといえます。
施工中に予想外のことが発覚して、予算を越えてしまうことなどもあるため、金額の面についてもしっかりと検討して、予備費など余裕のある資金計画と工事計画をたてて進めていくことが重要となってきます。
外部仕上げ工事
木工事と同時進行で進んでいくのが、外部の仕上げ工事です。
今回の工事では、サイディングと呼ばれる外装材を使用しています。
その中の窯業系サイディングを使用しており、デザイン性が高く、防火性、耐久性、品質の安定性が高い外装材です。
さらに、軒天と破風と呼ばれるの軒の出部分に化粧材を貼って仕上げていきます。
これらは新築でもよく使用されている材料であるため、外から見たら新築同様の仕上がりを感じさせます。
屋根工事の方も進み屋根材には、30年屋根塗装などのメンテナンス不要な屋根材を採用しています。
そのため、定期的な屋根塗装などのメンテナンス費用の削減が可能となっています。
外壁工事、屋根工事が完了すると、雨樋の施工などを行っていきます。
雨樋は外壁の色に合ったものを選択することで、なじみやすく目立たなくなってきます。
屋根で受けた雨をスムーズに排水するために必要なものであるため設置する必要があるものです。
外部の仕上げ工事としては、その他にテレビアンテナ、外部防水コンセント、電気メーター、換気フードなどの細々した部材の設置も行われます。
全ての設置が完了したら、外部仕上げ工事完了となってきます。
下地処理工事
木工事によって、天井、壁に石膏ボードが貼られたら、クロスを貼る前の下地処理工事を行います。
クロスは石膏ボードの上に貼って壁や天井を仕上げていきます。
クロスは平坦な部分にしか施工ができないため、凹凸のある部分の処理を行う必要があります。
石膏ボードには、固定用のビスが数多く打たれており、石膏ボード1枚1枚のジョイント部分には溝ができています。
そんな凹凸部分をクロスを貼る前にパテで埋めて処理をしていきます。
パテで凹凸を埋めて、乾いたらヤスリなどで削って平坦な面を作っていきます。
このパテ処理が不十分であった場合、クロスに凹凸が浮き出てしまうことがあるため、しっかりと作業を行う必要があります。
並行して行われる工事として、電気のBOX開口と呼ばれるスイッチ、コンセント設置のための壁や天井の穴あけ工事などがあります。
ここでの工事は完成時の仕上げりに影響を与える作業が増えてくるため、特に慎重な作業が必要となってきます。
木工事によって、天井、壁に石膏ボードが貼られたら、クロスを貼る前の下地処理工事を行います。
クロスは石膏ボードの上に貼って壁や天井を仕上げていきます。
クロスは平坦な部分にしか施工ができないため、凹凸のある部分の処理を行う必要があります。
石膏ボードには、固定用のビスが数多く打たれており、石膏ボード1枚1枚のジョイント部分には溝ができています。
そんな凹凸部分をクロスを貼る前にパテで埋めて処理をしていきます。
パテで凹凸を埋めて、乾いたらヤスリなどで削って平坦な面を作っていきます。
このパテ処理が不十分であった場合、クロスに凹凸が浮き出てしまうことがあるため、しっかりと作業を行う必要があります。
並行して行われる工事として、電気のBOX開口と呼ばれるスイッチ、コンセント設置のための壁や天井の穴あけ工事などがあります。
ここでの工事は完成時の仕上げりに影響を与える作業が増えてくるため、特に慎重な作業が必要となってきます。
住宅設備工事
内装のクロス工事などが完了したら、内部設備工事を行っていきます。
水回りの設備機器や、照明器具などの機器を設置していきます。
設置の際には、壁や天井がクロスが施工され仕上げられているため、物を当てたりして傷がつかないように注意が必要です。
リフォームの場合には、配管の位置を変更しないで設置できるトイレなどもあるため、
そういった機器を選択することで無駄なコストを削減することも可能です。
設備機器は設置するだけでなく、給排水の接続、電気の接続なども必要です。
そのため設置後には試運転などを行い正確に動作するかなどの確認も必要です。
設置完了後の試運転などで以上がなければ工事完了といえます。
工事が全て完了したら、設置して養生などを全て引き上げて、最後清掃を行ってお施主様にお引渡しという流れとなってきます。
まとめ
今回の記事では、前回の記事と合わせて築60年の一戸建てまるごとリフォーム工事について紹介していきました。
リフォーム工事では、新築ほどの自由度の高い設計は困難ですが、既存のものを上手く活用することで、新築以上の価値を出すことも可能です。
コスパにも優れ、社会問題となっている空き家問題の解決方法のひとつであるリフォーム工事。
ぜひ今回の記事参考に、リフォーム工事の魅力を感じてみてください。
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