ウッドデッキを活用したエクステリアにおけるリノベーションを検討しているのであれば、ウッドデッキに使われている素材の種類やメリット・デメリットなどを知ることが大切です。

リノベーションを行うポイントもあるため、自分好みのウッドデッキにするためにも、どんなポイントがあるのか確認しましょう。

それでは、ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションについてご説明しましょう。

ウッドデッキに使われている素材の種類

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ウッドデッキに使われている素材の種類は、以下の通りです。

  • ソフトウッド

  • ハードウッド

  • 人工木

それでは、ウッドデッキに使われている素材の種類についてご説明しましょう。

〇ソフトウッド

ソフトウッドは天然木の1つで、柔らかくて加工しやすいのが特徴です。

基本的に手頃な価格で採用できるのがポイントで、初期費用が抑えられる点でウッドデッキに採用される代表的な素材となっています。

しかし、ソフトデッキは柔らかくて加工しやすいがゆえに定期的なメンテナンスを必要とします。定期的なメンテナンスを行うことによって長持ちさせることができますが、メンテナンスを怠った場合は早くて1年、耐久性が高いソフトウッドでも5年程度で腐ってしまうのがデメリットです。

定期的なメンテナンスの必要性があることを考えると、ランニングコストがかかりやすいと言えるでしょう。

〇ハードウッド

ハードウッドはもう一つの天然木であり、ソフトウッドと比べて耐久性が高いのでメンテナンスの頻度が少なくても長持ちするのが特徴です。

10年以上長持ちするのはもちろん、場合によっては100年ほど長持ちする木材もあるため、リノベーションをした後にメンテナンスの手間や時間をかけたくない人におすすめです。

しかし、日本でハードウッドを手に入れるのは難しく、海外からの輸入品を使用するケースがほとんどなので初期費用がかかります。しかも加工が難しいのでさらに費用がかさみやすく、時間が経つにつれてグレーに変化するのも大きなデメリットになり得るでしょう。

〇人工木

人工木とは主にプラスチックと木粉を混ぜて作られているものであり、その性質から腐ることもなければシロアリの被害に遭うこともありません。

初期費用についてはソフトウッドとハードウッドの中間程度ではありますが、年月が経っても色の変化が少ないので長期間楽しめるウッドデッキになります。

ただし、人工木に使用されているプラスチックは熱を持ちやすいため、夏場は特に素足で歩くことができないほどの熱さになるのがデメリットです。

また、天然木独特の木材の温もりが感じられないばかりか、見栄えや質感も違うので注意が必要です。


ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるメリット

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ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるメリットは、以下の通りです。

  • もう一つのリビングスペースとして活用できる

  • リラックス・コミュニケーションスペースとして活用できる

それでは、ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるメリットについてご説明しましょう。

〇もう一つのリビングスペースとして活用できる

ウッドデッキは基本的にリビングの床の高さに合わせて設置するので、もう一つのリビングスペースとして活用できるのがポイントです。

庭に出やすくなる上に、広いウッドデッキだとパーティーを開くこともできるでしょう。

〇リラックス・コミュニケーションスペースとして活用できる

ウッドデッキは普段の日常をランクアップさせてくれるスペースとして活用できるのがポイントです。

家族でさまざまな遊びが楽しめるスペースにしたり、日向ぼっこをしたりと自由な楽しみ方ができるため、さまざまな目的で有効活用できます。


ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるデメリット

ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるデメリットは、以下の通りです。

  • 定期的なメンテナンスが欠かせない

  • 掃除や手入れが難しい

それでは、ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるデメリットについてご説明しましょう。

〇定期的なメンテナンスが欠かせない

ウッドデッキのリノベーションをする際に忘れてはならないのが、定期的なメンテナンスが必要なことです。

屋外に設置されるウッドデッキは常に風雨や紫外線などの外的要因に晒され続けているので、定期的にメンテナンスしないとあっという間に経年劣化してしまいます。

長期間活用するためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。

〇掃除や手入れが難しい

基本的にウッドデッキはリノベーションの際にリビングの床の高さに合わせて設置されるため、ウッドデッキの下にスペースができます。

しかし、そのスペースは小さいので掃除や手入れが難しく、放置していると雑草が生い茂ったり汚くなったりするので注意が必要です。


ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるポイント

ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるポイントは、以下の通りです。

  • どのくらいの広さにするか

  • 費用がどのくらいになるのか確認する

  • ウッドデッキを掃除しやすい設計にする

それでは、ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるポイントについてご説明しましょう。

〇どのくらいの広さにするか

ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるポイントは、ウッドデッキをどのくらいの広さにするのかという点です。

ウッドデッキを有効活用したいがために広くしたい人もいるかもしれませんが、ウッドデッキは定期的なメンテナンスが必要なことを考慮する必要性があります。

もちろん広いほど施工に時間も費用もかかるため、何のためにウッドデッキを使いたいのか、使用用途に合わせてウッドデッキの広さを決めていきましょう。

〇費用がどのくらいになるのか確認する

ウッドデッキを活用したエクステリアのリノベーションにおけるポイントとして、どのくらいの費用がかかるのか確認することが挙げられます。

ウッドデッキのリノベーションは使用する素材やオプションによって変化し、1㎡あたりの費用相場はソフトウッドなら2万円前後、ハードウッドで4万円前後、人工木で3万円前後となります。

そこにさまざまなオプションを付け加えることによって費用がどんどん高くなるため、ウッドデッキに何を求めるのか事前に考えることが大切です。

〇ウッドデッキを掃除しやすい設計にする

ウッドデッキを活用するのであれば、定期的な掃除がしやすい設計にするのがポイントです。

ウッドデッキは基本的に下のスペースが非常に狭く、掃除するのに苦労します。下のスペースも関係なくどんどん汚れてしまうので、定期的に掃除するときのために対策する必要性があります。

防草シートやコンクリート敷きにして掃除しやすいようにするのがおすすめです。


【まとめ】

ウッドデッキは非常にさまざまな目的で有効活用できる場所であり、是非ともエクステリアのリノベーションで自宅に合ったウッドデッキを設置してみてはいかがでしょうか。

使用される素材によって費用の相場や質感、見栄え、メンテナンスの頻度などが変わるため、掃除や手入れのしやすさを考慮して目的に合ったウッドデッキを設置するのがおすすめです。