外構リフォームのポイントを徹底解説

外構リフォームを検討している方へ。この記事では、外構リフォームの基本知識や種類、成功させるポイントについて解説しています。家を魅力的に見せる外構リフォームをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
外構リフォームとは?
まず、外構とは門扉やアプローチ、フェンスなどの家の外にあるそれぞれの「構造物」を指します。これらを新しく設置するリフォームをすることで外観をより魅力的に見せることができます。
エクステリアとの違い
「外構」と似た言葉で「エクステリア」がありますが、エクステリアは家の外の「空間」を指しています。外構は個々の「構造物」を指しているので、エクステリアの一部が外構と捉えられるでしょう。
外構リフォームのメリット
外構リフォームを行うことで以下のようなメリットが得られます。
● 家全体の美観がアップする
● 生活動線が改善される
● 防犯性能が高まる
● バリアフリーリフォームができる
外構リフォームを行うことで、外観を美しく見せることができます。家の前を通る人や来客にも良い印象を持ってもらえるでしょう。また、玄関からカーポートまでのアプローチをつけるなど生活動線の改善もできるので、毎日の暮らしの質をあげることにも繋がります。
目隠しのフェンスを設置したり、防犯砂利を敷いたりといった防犯対策を行うことで、不審者に侵入されにくくなります。また外構リフォームを行うことで、手入れの行き届いた家であるという印象も強くなるでしょう。不審者は庭の様子から「この家主は家を空けがちである」などの判断をして侵入するケースがあります。外構リフォームで綺麗にすることで不審者に近寄りがたい印象を与えられます。
外構リフォームのデメリット
外構リフォームは家を美しく見せるリフォームですが、以下のようなデメリットも存在します。
● 費用がかかる
● 工事期間が長くなる場合がある
● メンテナンスが必要
外構リフォームは、リフォーム内容によっては想定外に費用がかかることもあります。広範囲に渡るリフォームや高級製品を使うと一気に高額になることも多いです。また、庭や駐車場の土壌改良が必要だと追加費用も発生します。
外構リフォームの種類
外構リフォームの主な種類をご紹介します。
門まわり
門周りは「家の顔」とも呼ばれます。外観の最初の印象を決めるので、家とのデザインのバランスやプライバシー・セキュリティを考えて選びましょう。
施工される部材には、門扉や門袖・門柱などがあります。
門扉 | 出入り口に設けた門の扉。 素材にはアルミ・木製・ステンレスなどがあり、開閉方法にも開閉式やスライド式がある。 |
門袖・門柱 | 門扉の横に設置される壁や柱。 表札やポスト、宅配ボックス、インターフォンを備えることが一般的。 |
門扉や門袖・門柱を施工する場合は、門周りのスペースを考慮し、最適なサイズのものを施工する必要があります。
庭・デッキ・テラス
庭にデッキやテラスを設置することで、アウトドアリビングのような使い方ができます。家族でバーベキューをしたり、洗濯物干し場として使ったりとさまざまな活用方法があります。照明を設置したり植栽を植えれば、より理想的な空間演出も可能です。
駐車場・カーポート・ガレージ
駐車場のリフォームを行う場合もあります。駐車場スペースを拡張したり、雨や雪の日でも乗り降りに便利になるようにカーポート屋根を取り付けたりと、リフォームの目的によってさまざまな方法があります。
フェンス
家の周りにフェンスを設けることで、外からの目隠しの役割を果たします。また、子供の飛び出しを防いだり、不審者の侵入を防いだりなどさまざまなメリットがあります。
フェンスの素材にはアルミや木製、ブロック塀、生垣などさまざまです。敷地をぐるっと囲むか、部分的に目隠しを設置するかで費用も変わってきます。
塗装の塗り直し
新築時に外構工事を行った場合、年月が経過すると劣化も目立ってきます。外構リフォームでは劣化した部材の塗装の塗り直し工事も行います。
劣化した部材を交換する場合、工事が大掛かりになり費用も高くなりやすいです。しかし、塗装をするだけなら比較的手頃な価格で美しい状態に一新することができます。
その他の設備の設置
例えば、夜中でもアプローチを明るく照らすために照明を設置したり、防犯効果を高めるために防犯カメラを設置したりといったことも外構リフォームの一種です。
これらの工事をする場合、電気配線なども関わってきます。防犯カメラだとカメラ本体の価格と工事費用がかかるため10万円前後の費用負担が必要になるでしょう。
外構リフォームを成功させるポイント
外構リフォームにはさまざまな種類がありますが、これらの工事を成功させるためにもいくつかのポイントに注目する必要があります。
ここでは、外構リフォームを成功させるポイントを解説します。
リフォームの目的を明確にする
まずはリフォームの目的を明確にしましょう。デザイン性を重視するのか、生活動線を効率よくしたいのか、防犯対策や安全性を強化したいのかによってどのような外構リフォームをするかが変わってきます。目的を明確にし、そのためにどのようなリフォームをしたいのかを書き出してみましょう。書き出した中から優先順位をつけると、予算オーバーした時にどこを妥協するかを見定めることができます。
目指すデザインを決める
外構リフォームをする際は、目指すデザインを決めましょう。「ナチュラルな雰囲気にしたい」のか「モダンな雰囲気にしたい」のかによって選ぶ素材も設備も大きく変わります。
デザインが明確にならない場合は、SNSやリフォーム会社の施工事例を参考にしてみましょう。その中から気に入ったデザインを見つけてそれを元に打ち合わせを進めるとスムーズです。
また、好みのデザインを決めたら、建物の外観とのバランスを考えましょう。建物がモダン系ならモダンな雰囲気で、プロバンス風なら同じプロバンス風の家にするなど、外観全体をみた時に調和されているかが重要です。
外構と家が全く別のデザインだと全体で見た時にチグハグした印象になります。家の雰囲気に合わせることがとても大切です。
予算を決めて素材・設備を選ぶ
外構リフォームにどのくらいの予算を使うかを決めて設備・素材を選びましょう。外構リフォームは、選ぶ製品によって非常に高価なものも多いです。あらかじめ予算を決めて施工会社に予算に見合う製品を見繕ってもらうと決めやすいかもしれません。
施工実績が豊富な会社に依頼する
外構リフォームの施工実績が豊富な会社に依頼することで、より幅広い提案をしてもらえる可能性が高いです。施工会社を選ぶ際は、必ず施工実績を確認しましょう。その会社がどのような外構リフォームを行っているのか、得意なデザインは何なのかをチェックすることで、自分の理想の工事をしてもらえるかを判断できます。
まとめ
外構リフォームは家のリフォームよりも少し軽く見られがちなところがありますが、実は外観を美しく見せる重要なリフォームです。
外構リフォームをする際は、どのような目的でリフォームをしたいのかを明確にした上でリフォームを検討しましょう。優先順位をつけたり、予算をしっかりと明確にすることで納得のいく外構リフォームができます。
大和ハウスウッドリフォームでは外構リフォームも承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
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