「無垢フローリング」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
フローリングとは、リビングやダイニング、洋室などに使用されることの多い、
無垢フローリング
フローリングとは、リビングやダイニング、洋室などに使用されることの多い、主に木質系材料からなる床板のことを言います。また、無垢(無垢材)とは、天然木から切り出した一枚板のことを言います。つまり、無垢フローリングとは、「天然木の一枚板を使用した床材」のことを指します。
無垢フローリングの特徴
フローリング材として使われる木材には、無垢材の他に集成材があります。集成材とは、薄くした木版を接着剤で張り合わせ、ブロック状にした木材のことを指します。
集成材は木版を張り合わせて作るため、品質が一定です。反対に、無垢材は切り出したままの木材なので、品質にばらつきがあります。しかし、そのばらつきも木材の個性として捉え、それぞれの表情を楽しめるという点が集成材とは異なる大きな特徴です。
また、無垢フローリングは、無垢材の調湿作用で室内の湿度を一定に保ち、部屋を快適にしてくれる作用があります。さらに、断熱性もあり、冬でも床が冷えにくいという効果があります。逆に、集成材と比べて傷がつきやすく、水にも弱いところが注意点です。 上記のように、調湿や断熱に優れており、木の表情をそのまま楽しめる一方で、傷が付きやすく水に弱いという性質がある無垢フローリング。リノベーションで無垢フローリングを検討する際には、このような特徴を考慮した上で取り入れるのが良いでしょう。