リノベーションに使われる塗料は、定番人気カラーの他にその時々の流行や時勢を取り入れたトレンドカラーがあります。また、外装と内装では好まれるカラーにも違いがあります。

本記事では、リノベーション用塗料のトレンドカラーについて事例を交えつつ詳しくご紹介します。塗料の機能についても解説しておりますので、塗装リノベーションをご検討の方はぜひ最後までご覧ください。

塗料を使ったリノベーションは手軽に印象を変えられる

塗料を使ったリノベーションは、部屋の構造に手を加える工事が必要なリノベーション施工よりも手軽に行えます。さらに外壁や屋根、内装の壁など大きい面積の色が変わることでご自宅の印象を大幅に変えることができます。「家のつくりは変えたくないけど印象を変えたい」「より自分好みのテイストにしたい」とお考えの方に塗料を使ったリノベーションはおすすめです。


外装と内装では塗料のトレンドカラーが異なる?

塗料のカラートレンドは、外装と内装で若干の違いがあるようです。こちらでは外装と内装、それぞれの定番人気カラーと2024年最新トレンドをご紹介します。

外装で人気のカラー

まずは、外壁や屋根など外装塗装で人気のカラーについて見ていきましょう。

定番人気カラー

外装塗装で定番人気なのは、ホワイト、オフホワイト、アイボリー、ベージュといったカラーです。これらのカラーは明るく清潔感のある雰囲気に仕上がり、周囲の環境ともなじみやすいというメリットがあります。真っ白だと汚れが気になる方は、アイボリーなど柔らかなカラーにしたり、汚れが目立ちにくい質感に仕上げるのがおすすめです。

最新トレンドカラー

2024年の外装塗装は、テラコッタ、ソフトなライトグリーン、グレーなどニュアンスカラーに人気が集まっています。こうしたカラーは温かみがありつつもシックでモダンな雰囲気に仕上がるので、ご自宅の印象をリフレッシュしたいという方にも最適です。原色ではないので日本の街並みや住宅街にも調和し、悪目立ちしません。

内装で人気のカラー

内装は壁紙で色を決めるというイメージがありますが、実は塗料を使った内装塗装も高い人気があります。内装塗装には、以下でご紹介するようなメリットがあります。

  • 壁紙よりも自由にデザインができる

  • 手作業ならではの味が出せる

  • 好みの質感に仕上げられる

内装塗装ではどのようなカラーが人気なのでしょうか、定番人気とトレンドカラーをご紹介します。

定番人気

内装の定番人気なのは外装塗装と同じくホワイト、オフホワイト、ベージュなどニュートラルなカラーです。


施工事例はこちら

ニュートラルなホワイトは手軽に統一感が出せて、清潔感のある雰囲気に仕上がります。


施工事例はこちら

同じホワイトでもこちらのリノベーション事例のように、黒で塗装した天井の梁を配置することで、ベーシックになりすぎずモダンで都会的な内装にも仕上げられます。

最新トレンドカラー

トレンドカラー イメージ

内装塗装の最新トレンドカラーについて見ていきましょう。

世界共通の色見本帳 である、PANTONEが発表した2024年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(今年のカラー)」は、ピーチファズ(Pantone 13-1023)です。ピーチファズは綿毛のように柔らかな雰囲気のピーチ色で、一息つけるような温かみがあります。

大手の塗装メーカーが発表しているトレンドカラーもご紹介します。

・ベンジャミンムーア:ブルーノーバ(825)

アメリカの塗料メーカーベンジャミンムーアが今年の色に選んだのは、「ブルーノーバ」。バイオレットにブルーが混ざったニュアンスのあるくすみカラーです。

・シャーウィン・ウィリアムズ:アップワード(SW 6239)

アメリカで数千店展開している大手ペイントショップのシャーウィン・ウィリアムズは、「アップワード」というグレー味がプラスされたライトブルーをトレンドカラーに選出しました。他にも明るいコッパーブラウンや緑がかったブルーなどもトレンドカラーに選ばれており、色相に関係なくニュアンスがあって温かみのあるカラーが人気のようです。


塗料の機能にこだわる人も増加中

塗料のカラーだけではなく、機能性にも注目が集まっています。近年では様々な機能を持った塗料がありますが、こちらではリノベーションを行う際に人気のある機能や特性についてご紹介します。

断熱機能

断熱機能のある塗料は、熱伝導を抑える断熱性能や太陽光を反射する遮熱効果があります。メーカーや製品、使用環境によって断熱性能や効果は異なりますが外壁や屋根などに塗ることで、以下のような効果を期待できます。

  • 室内で感じる暑さや寒さの軽減

  • 冷暖房設備の効果向上

  • 節電効果

  • 結露の予防

エコ、環境に優しい

一般的に使われる塗料は有機溶剤を使用しているため、環境や人体への影響が気になる方も多いでしょう。環境意識の高まりから、環境配慮塗料に注目が集まっています。環境配慮塗料とは、「人や生物及び地球環境への負荷の低減や緩和を果たす塗料」のことで、以下のような種類があります。

  • 水系塗料:水で塗料を希釈した水性塗料

  • 無溶剤塗料:揮発性有機溶剤を含まない塗料

  • ハイソリッド塗料:塗料の固形分を増やし有機溶剤の割合を減らした塗料

  • 粉状塗料:粉末状の塗料

  • 有害物質低減型塗料:タールやクロム、トルエンなど有害物質の含有量が低減された塗料

  • 環境改善塗料:低汚染、抗菌、防カビなど環境改善が期待できる塗料

  • 省資源:リユースできる塗料や、耐用年数が高く資源を節約できる塗料

参考:環境配慮塗料の種類と内容-環境配慮塗料の種類と内容

高耐久性塗料

高耐久性塗料とは、読んで字のごとく耐久性の高い塗料のことです。一般的に15年以上持つ塗料を指します。大きく分けてシリコン樹脂系、フッ素樹脂系の塗料があり主に外装に用いられます。一般的な塗料よりも価格は高いですが、耐用年数が長いため塗りなおす回数を抑えられるというメリットがあります。

調湿・消臭

珪藻土や漆喰を配合し調湿・消臭機能を持たせた塗料も販売されています。厚みがあり、独特の刷毛目がつきやすいのでふたつとない味のある仕上がりが楽しめます。メーカーや製品にもよりますが、漆喰や珪藻土をブレンドした塗料は環境に優しいものが多く、耐久性にも優れているのが特徴。環境に配慮しつつ、機能面にも重視したい方におすすめです。


まとめ

塗装によるリノベーションというと、きれいな状態に塗りなおすというイメージが強いかもしれませんが、自分の好きなカラーを選ぶことで自宅がよりリラックスできる空間に生まれかわります。大和ハウスウッドリフォームでは、経験豊富なプランナーがお客様の理想を具体的な形にするサポートをさせていただきます。リノベーションについて分からないこと、知りたいことがあればお気軽にお問い合わせください。

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