「そろそろトイレをきれいにしたいけど、どんなリノベーションがいいんだろう?」

「費用はどのくらいかかるの?」

「失敗しないためにはどうすればいい?」

 

毎日使う場所だからこそ、トイレのリノベーションには期待も大きい反面、失敗したくないという不安もつきものです。せっかくリノベーションするなら、後悔なく快適な空間を手に入れたいですよね。

 

この記事では、トイレのリノベーションでよくある失敗事例とその対策から、気になる費用相場、さらに最新のトレンドや活用できる補助金まで、役立つ情報をまとめて解説します。

 

トイレリノベーションでよくある失敗事例と対策


トイレは狭い空間だからこそ、ちょっとした失敗が使い勝手の悪さや不満につながりやすい場所です。ここでは、よくある失敗事例と対策を知って、後悔のないリノベーションを目指しましょう。 

トイレのサイズが合わない

新しい便器を設置した際、空間とのバランスが合わず、座るスペースや足元が狭くなったり、反対に落ち着かないほど空間が余ってしまったりする失敗例があります。これを防ぐには、トイレ空間の広さに対し、適切なサイズの便器を選ぶことが大切です。

 

最近はコンパクトなタンクレストイレや奥行きの短いタイプも豊富にあります。ショールームで実際のサイズ感を確かめるほか、便器の寸法だけでなく、扉の開閉スペースや手洗い器を置くゆとりも考慮に入れることが大切です。業者と綿密に打ち合わせ、設置後のイメージをしっかり共有することで、失敗は避けられるでしょう。

既存の床・壁の劣化・汚れが目立つ

便器だけを新しく交換した結果、周囲の床材や壁紙の黒ずみ、変色、傷みがかえって目立ってしまうことがあります。トイレは湿気やアンモニア汚れが付きやすい場所のため、便器交換と同時に床材や壁材の張り替えを検討するのがおすすめです。

 

床には耐水性や防汚性に優れたクッションフロアやフロアタイルを、壁には防臭・調湿効果のある機能性壁紙(エコカラットなど)を選ぶと、清潔さを長く保てます。空間全体をリフレッシュすることで、統一感のある美しいトイレに生まれ変わるでしょう。 

内開きドアが使いにくい

トイレのドアが内開きだと、開閉時に体勢をかがめる必要があったり、中でスペースが取られたりして使いづらく感じることがあります。特に、将来的に介護が必要になった際に、介助が困難になるケースも少なくありません。狭いトイレ空間では、内開きドアがデッドスペースを生みがちです。

 

リノベーションの際には、外開きドアや引き戸、またはアコーディオンカーテンへの変更を検討しましょう。中でも引き戸は開閉スペースが不要で、空間を有効活用できるため、省スペース化やバリアフリーを考慮する上でもおすすめです。

手洗い設置したら狭くなった

デザインを重視して手洗い器を設置した結果、想像以上に場所を取ってしまい、トイレ内が窮屈になったり、水はねが気になって使い勝手が悪くなったりする失敗があります。独立型の手洗い器を選ぶ際は、空間の広さとのバランスが非常に重要です。

 

コンパクトな手洗い器を選んだり、壁付けタイプで足元をすっきりさせたりする工夫を凝らしましょう。水栓やボウルの深さも、水はね防止には欠かせません。スペースが限られる場合は、便器一体型の手洗い器やカウンタータイプなど、多種多様な選択肢を業者と相談しながら検討すると良いでしょう。

照明が暗すぎ・明るすぎ

リノベーション後、トイレの照明が暗すぎて圧迫感を感じたり、逆に明るすぎて落ち着かない雰囲気になったりすることがあります。トイレの照明は、適度な明るさでリラックスできる空間を演出するのが理想です。

 

全体を照らすシーリングライトだけでなく、間接照明を組み合わせたり、調光機能付きの照明を選んだりすることで、時間帯や気分に合わせて明るさを調整できます。また、温かみのある電球色を選ぶと、より落ち着きのある空間が生まれますよ。


トイレリノベーションにかかる費用


トイレのリノベーション費用は、工事の内容や選ぶ設備、既存の状態によって大きく変動します。ここでは、一般的な費用相場と、追加で考慮すべき項目についてご紹介します。

洋式トイレから洋式トイレの場合

既存の洋式トイレを新しい洋式トイレに交換するリノベーションは、比較的費用を抑えられるケースが多いです。便器と便座の交換に加え、床や壁の簡単な張り替えを含むフルリフォームの場合、おおよそ20万円〜25万円程度が相場となります。この価格帯であれば、一般的な機能を持つ便器と、シンプルな内装材を選べるでしょう。

 

ただし、最新の高機能トイレ本体の導入や、デザイン性の高いカウンター、高齢者向けの安全手すりの設置、または高級な内装材を選ぶなど、こだわりを追加していくと、費用はさらに高額になる可能性があります。予算と希望のバランスを考慮して検討しましょう。 

和式トイレから洋式トイレの場合

和式トイレを洋式トイレにリノベーションする場合、洋式から洋式への交換よりも費用が高くなる傾向にあります。これは、和式便器の撤去に加えて、新しい洋式便器に合わせた配管工事や、段差の解消、床や壁の大規模な補修・張り替えなど、より広範囲で複雑な工事が必要となるためです。

 

具体的な費用相場は、25万円〜70万円程度と幅があります。選ぶ便器のタイプや内装材のグレード、工事の複雑さ、既存の状態によって大きく変動するため、必ず詳細な見積もりを取り、内訳を確認することが重要です。

追加で考慮すべき費用

基本的なトイレリノベーションの費用以外にも、以下のようなケースでは追加費用が発生する可能性があります。計画段階で把握しておくことで、予期せぬ出費を防げます。

 

例えば、トイレの場所そのものを変更する場合、既存の排水管や給水管を大きく移設したり、新たに配管を引き直したりする必要があります。そのため、50万円以上の追加費用がかかる可能性が高いです。建物の構造によってはさらに高額になることもあるでしょう。

 

また、排水管に問題がある場合も気をつけるべきです。現地調査で既存の排水管の劣化、勾配不足、詰まりやすいなどの問題が発覚した場合、補修や交換が必要となり、別途費用が発生します。

 

追加費用は、現地調査で詳細が判明することが多いです。見積もり段階で業者としっかりと話し合い、潜在的なリスクも含めて確認しておくことが重要です。

 

トイレリノベーションの最新トレンド


最近のトイレリノベーションでは、単に便器を新しくするだけでなく、機能性や快適性を追求した様々なトレンドが見られます。日々の暮らしをより豊かにする、最新のトレンドをチェックしてみましょう。

スマートトイレ

テクノロジーの進化はトイレにも及んでいます。最近注目されているのが「スマートトイレ」です。スマートフォンと連携し、排泄物の状態から健康管理をサポートする機能や、使用状況を学習して最適な洗浄を行う自動洗浄機能、さらには遠隔操作でトイレをコントロールできるタイプも登場しています。

 

IoT技術の活用により、トイレが日々の健康チェックの場や、よりパーソナルな快適空間へと進化を遂げています。未来のトイレは、私たちの生活にさらに深く寄り添う存在となるでしょう。 

節水・省エネ性能

環境意識の高まりとともに、節水性能の高いトイレは今や主流となっています。少ない水量でしっかり流せる超節水型トイレは、水道代の節約に大きく貢献し、家計にも地球にも優しい選択です。

 

また、便座の保温機能や温水洗浄の省エネ化も進んでおり、使用しない時の電力消費を抑えるなど、電気代の削減にも繋がります。環境に配慮しながら、ランニングコストを抑えたい方にとって、節水・省エネ性能は重要な選択基準となるでしょう。

清掃性・快適性向上

毎日使う場所だからこそ、清潔さを保ち、心地よく使えることは非常に重要です。最近のトイレは、日常のお手入れを楽にするための機能が格段に進化しています。汚れがつきにくい特殊な素材や、フチなし形状、泡や除菌水を自動で吹きかける自動洗浄機能、強力な脱臭機能などが搭載された製品が人気です。

 

さらに、温風乾燥機能や、心地よい香りを放出する機能、静音設計など、使うたびに「快適」を感じられる工夫が満載です。 

バリアフリー・ユニバーサルデザイン

高齢化社会の進展や、多様な利用者に配慮する視点から、バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れたトイレが増えています。

 

具体的には、立ち座りをサポートする手すりの設置、つまずきを防ぐ段差の解消、車椅子でもスムーズに利用できる広さの確保、緊急時に助けを呼べる呼び出しボタンの設置などが挙げられます。

 

将来を見据え、家族みんなが安心して快適に使えるトイレ空間は、安心感だけでなく、住まい全体の価値を高める選択肢となります。


トイレリノベーションで活用できる補助金・助成金


リノベーションにはまとまった費用がかかるため、国や自治体が提供している補助金や助成金がないか、事前に確認しておくことをおすすめします。賢く活用することで、費用負担を軽減できます。

 

介護保険

要支援または要介護認定を受けている方が自宅を改修する場合、介護保険制度による住宅改修費用の支援を受けられる可能性があります。

 

トイレの改修もこの支援の対象となる場合が多く、例えば、手すりの設置、段差の解消、引き戸などへの扉の交換、便器の取り替え(和式から洋式への変更など)が該当します。

 

支給限度額は20万円で、その9割(最大18万円)が支給されます。ただし、必ず工事前にケアマネージャーや自治体の窓口に相談し、事前申請手続きを行う必要がありますので注意しましょう。 

子育てグリーン住宅支援事業

国が実施している「子育てグリーン住宅支援事業」は、高い省エネ性能を持つ住宅へのリフォームを支援する制度です。この事業では、節水型トイレの設置も補助の対象となる場合があります。具体的には、以下のような補助額が設定されています。

 

  • 掃除しやすい機能を有しない節水型トイレの場合:1台あたり21,000円

  • 掃除しやすい機能を有する節水型トイレの場合:1台あたり23,000円

 

申請には対象となる設備や工事内容、世帯の条件などがありますので、詳細は必ず事業の公式ホームページで確認するか、専門のリフォーム業者に相談してください。 

自治体の補助金

国による補助金制度だけでなく、各地方自治体でも独自にリフォームやリノベーションに対する補助金・助成金制度を設けている場合があります。

 

例えば、高齢者向け改修、省エネ改修、耐震改修、特定の設備導入に対する助成など、その内容は多岐にわたります。お住まいの市区町村のホームページを確認するか、役所の窓口で直接相談してみることをおすすめします。

 

国の補助金と併用できるケースもあるため、上手に活用することで費用負担をさらに軽減できる可能性があります。

 

まとめ


トイレのリノベーションは、日々の暮らしの質を高める大切な投資です。失敗を防ぐには、便器選びだけでなく、空間の使い勝手、内装との調和、そして将来のニーズまで見据えた計画が重要。

 

費用は工事内容で大きく変わるので、相場を把握し、追加費用にも注意しましょう。スマートトイレ、節水、清掃性向上、バリアフリーなどの最新トレンドを取り入れると、さらに快適に。

 

補助金活用も賢い選択です。大和ハウスウッドリフォームは、お客様のご要望と予算に合わせた最適なプランをご提案。快適なトイレ空間で、毎日をもっと心地よく過ごしませんか?ぜひご相談ください。