キッチンタイルの選び方|おしゃれな施工事例と掃除・メンテナンスの注意点
リフォームを考える際、「おしゃれなキッチンにしたいけれど、どんなタイルを選べばいいかわからない」「タイルは掃除が大変そう」と悩む方も多いのではないでしょうか。
キッチンタイルは色や形、質感によって空間の印象を変えられる一方、目地や素材によってお手入れのしやすさも異なります。
この記事では、キッチンタイルの選び方から施工事例、掃除・メンテナンスの注意点まで詳しく紹介します。
キッチンにタイルを取り入れるメリット

キッチンのリフォームでは、設備の機能性だけでなく、LDK全体のインテリアとの調和も重要です。
タイルは色や形、質感の選択肢が多く、キッチンの印象を手軽に変えられる素材のひとつです。
また、水や熱に強いものが多く、キッチンの壁材としても適しています。
ここでは、キッチンタイルを取り入れることで得られるメリットを紹介します。
デザインの幅が広いので選ぶ楽しさがある
キッチンタイルの魅力は、豊富なデザインから選べることです。
長方形や六角形など形の種類があり、色もホワイトやグレー、ベージュなどのベーシックカラーから、ブルーやグリーンなどのアクセントカラーまでさまざまです。
さらに、光沢のあるタイルとマットなタイルでは、同じ色でも印象が変わります。キッチン本体や床、壁紙との組み合わせを考えることが大切です。
水や熱に強く、キッチンと相性がよい
キッチンは水はねや油はねが起こりやすく、調理中には熱も発生します。
タイルは水に強く、キッチンの壁材としても使われてきた素材です。特にコンロまわりやシンクまわりでは、汚れを拭き取りやすいタイルを選ぶことで、日々のお手入れをしやすさが期待できるでしょう。
キッチンをLDKのアクセントにできる
対面キッチンやアイランドキッチンでは、キッチンがLDKの中で目に入りやすくなります。
タイルを壁やキッチンカウンターの一部に取り入れれば、キッチンを単なる作業スペースではなく、インテリアの一部として見せることができます。
全面にタイルを張る必要はありません。コンロまわりだけ、カウンターの立ち上がりだけなど、ポイント使いする方法もあります。
おしゃれなキッチンタイルの選び方

キッチンタイルは、同じ色でもサイズや形、表面の質感によって仕上がりの印象が大きく変わります。
せっかくリフォームするなら、好みのデザインだけでなく、キッチン本体や床、壁との組み合わせまで考えて選びたいところです。
また、毎日使う場所だからこそ、掃除のしやすさも大切。ここでは、後悔しないために確認しておきたいポイントを紹介します。
色はキッチンや床とのバランスで選ぶ
白いキッチンに白やライトグレーのタイルを合わせると、明るくすっきりした印象に。濃いグレーやネイビーなどを選ぶと、空間のアクセントになります。
木目のキッチンや床には、ベージュやグリーン、ブルーなどを組み合わせることで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上げることもできます。
タイルの色を決めるときは、タイル単体で考えるのではなく、キッチン・床・壁紙・収納などを含めて全体のバランスを見ることがポイントです。
サイズや形、張り方にも注目する
タイルはサイズや形によっても印象が変わります。
小さめのタイルは、目地が多くなることでクラフト感のあるかわいらしい雰囲気を演出できます。大きめのタイルは目地が少なくなり、すっきりとしたモダンな印象に仕上げやすくなります。
長方形のタイルも、横向きに張るか縦向きに張るかで見え方が変わってくるので、実物のサンプルを確認してから決めると安心です。
掃除のしやすさは目地も含めて考える
キッチンタイルを選ぶ際には、目地にも注目しましょう。
タイルの表面が掃除しやすくても、目地には油や調味料などの汚れが付着することがあります。また、凹凸のあるタイルは、表面に汚れが残りやすく、落としにくい場合があります。
料理をする頻度が高く、掃除の手間をできるだけ減らしたい場合は、表面が比較的なめらかなタイルや、目地が少なくなるサイズを検討するのも一つの方法です。
一方で、デザインを優先したい場合は、細かなタイルや素材感のあるタイルをアクセントとして使う方法もあります。
キッチンタイルを取り入れた施工事例

キッチンタイルのデザインを考えるときは、実際の住まいに取り入れた施工事例を見ることも参考になります。
タイルの色や形だけでなく、キッチン本体や床、壁、家具などとの組み合わせによって、仕上がりの印象は大きく変わります。
ここでは、大和ハウスウッドリフォームの施工事例から、異なる雰囲気の3つのキッチンを紹介します。
アクセントタイルで遊び心をプラス

築30年のH様邸では、キッチンまわりにタイルを取り入れ、空間のアクセントとして活用しています。
キッチン全体をシンプルにまとめながら、タイルをポイントに使うことで、キッチンに素材感とアクセントを加えています。
キッチンをリフォームするとき、「全面をタイルにするのは少しハードルが高い」と感じる方は、アクセントとして一部分に取り入れる方法も参考になります。
北欧風のデザインでシンプルなキッチンに

築62年のS様邸では、キッチンをLDK内に移動し、開放的で使いやすい空間にしています。
収納量と家事動線にこだわったI型キッチンを採用し、住まい全体は北欧風のデザインに統一されています。
キッチンまわりをすっきりまとめたい方や、LDK全体のデザインを統一したい方にも参考になる施工事例です。
グレーのタイルでキッチンを空間になじませる

築32年のK様邸では、グレーのタイルを取り入れています。
グレーは落ち着いた印象をつくりやすく、キッチンの壁面にも取り入れやすい色です。また主張しすぎない色味なので、LDK全体を落ち着いた雰囲気にまとめやすいのも特徴です。
タイルの色をキッチン本体や床、壁など周囲の色と合わせることで、素材感を楽しみながら統一感のある空間に仕上げることができます。
「おしゃれさは欲しいけれど、キッチンだけが目立つのは避けたい」という方は、空間全体になじむ色を選ぶ方法も検討してみましょう。
キッチンタイルの掃除・メンテナンスの注意点

キッチンタイルはデザイン性が高く、キッチンの印象を変えられる一方で、「毎日の掃除は大変なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実際のお手入れでは、タイルそのものだけでなく、目地やタイル表面の凹凸なども確認する必要があります。
長くきれいな状態を保つために、リフォーム前から掃除やメンテナンスのしやすさも考えておきましょう。
汚れは早めに拭き取る
キッチンでは、油や調味料などさまざまな汚れが発生します。汚れをそのままにすると落としにくくなる場合があるため、気付いたときに早めに拭き取ることが基本です。
普段のお手入れでは、タイルの仕様に合わせて水拭きや乾拭きを行います。
落ちにくい汚れに対して強い洗剤や研磨剤を使用すると、素材を傷める可能性があるため注意しましょう。
使用しているタイルのメーカーが推奨するお手入れ方法を確認しておくと安心です。
目地の汚れも定期的にチェックする
タイルの表面だけでなく、目地の汚れにも注意が必要です。
特にコンロ周辺では油汚れが付着しやすいため、タイルと目地をまとめて掃除することが大切です。
また、タイルや目地の種類によって適した掃除方法は異なります。
天然石など、素材によっては使用できる洗剤が限られる場合もあるため、自己判断で強い洗剤を使用するのは避けましょう。
デザインとお手入れのバランスを考える
キッチンタイルは、デザイン性を高められる一方、タイルのサイズや目地の量によって掃除のしやすさが変わります。
そのため、「どんなキッチンにしたいか」だけでなく、「普段どのくらい料理をするか」「掃除にどのくらい時間をかけられるか」まで考えて選ぶことが大切です。
リフォーム前にショールームや施工事例を見ながら、実際の使い勝手をイメージしておくとよいでしょう。
まとめ
キッチンタイルは、色や形、質感によってキッチンの印象を大きく変えられる素材です。
白やグレーでシンプルにまとめる方法だけでなく、木目と組み合わせたり、ブルーやグリーンなどの色をアクセントにしたりと、さまざまなコーディネートができます。
一方で、キッチンタイルを選ぶ際はデザインだけでなく、タイルの表面や目地、掃除のしやすさまで考えることが大切です。
希望や理想の暮らし方を整理したうえで、まずはプロに相談してみてはいかがでしょうか。